Googleスライドで紙芝居的に強調する場所を示すコツ

はじめに 先日、Developers Summitで講演してきました*1。 event.shoeisha.jp 発表スライドはこちら speakerdeck.com このスライドを作成する際に使った、紙芝居的に強調する方法をご紹介します。完成形はこんな感じです。発表スライドのp9とp10が該当します…

Developers Summitの新人研修セッションの中で「新人研修マニフェスト」を発表しました #devsumi

はじめに 先日、Developers Summitで、及部さん、やっとむさんと一緒に新人研修に関するパネルセッションを行いました*1。 event.shoeisha.jp その冒頭で、新人研修マニフェストを発表したので、ここでも紹介します。 新人研修マニフェスト 新人研修マニフェ…

『Software Design 2024年2月号』に寄稿したテストの考え方を用いた、具体的なテストの改善例

はじめに 先日、私が第1特集「新しいソフトウェアテスト講座」の第1章「ソフトウェアテストとは何か?」を寄稿した、『Software Design 2024年2月号』が発売されました。 gihyo.jp この雑誌を読んだ黒柴さんが、雑誌の第1特集をキッカケとして*1ブログ記事を…

Regional Scrum Gathering Tokyo 2024で今一番伝えたいことを発表してきました #RSGT2024

1月10日〜12日に開催されたRegional Scrum Gathering Tokyo 2024で登壇をしました。 Regional Scrum Gathering Tokyo 2024 - できるだけ大きなアウトカムが得られるように、シフトレフトとシフトライトの両面から製品開発に取り組んだお話 | ConfEngine - Co…

2023年の活動をふりかえる

年内の全ての社外イベントが終わったこのタイミングで、改めて2023年の活動をふりかえります。

政府が発表した「こども未来戦略」案を題材にレビューとテスト設計を考えてみる

岸田首相の方針表明を要求・要件定義、「こども未来戦略」案を設計とすると、色々なレビュー指摘事項やテスト設計が想像できて面白そうだなと感じたので、実際に作成してみました。

ソフトウェアレビューに対する考え方「ソフトウェアレビューマニフェスト」を考案しました

本記事はソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2023の9日目の記事です。 ソフトウェア開発やソフトウェアテストに比べて、ソフトウェアレビューは未発展の分野だと感じています。レビュー体系化を目指す会では、その名の通りレビューの体系化を模索し…

電気通信大学 西康晴先生 / にしさんとの思い出

今年10月18日に、にしさん(西康晴先生)がお亡くなりになられました。 www.aster.or.jp 私は電気通信大学の西康晴先生に対しての面と、にしさんとしての面の両方に対峙していたので、その思い出話をつらつらと書き連ねたいと思います*1。 電気通信大学の西…

DevOpsのループ図およびシフトレフトテスト/シフトライトテストについての考察

はじめに 本記事は ソフトウェアテスト Advent Calendar 2023 および10X プロダクトアドベントカレンダー2023の5日目の記事です*1。 皆さんは「DevOpsに関する図を思い浮かべてください」と言われたら、どのような図を想像しますか?一番思い浮かべる人が多…

【翻訳記事】新しいチームに移って8か月で起きたこと Part5 「今後の展望とチームの変遷の記録」

はじめに 本記事は A Tester's Journey: A Time of Transition - Eight Months on a New Team を日本語訳したものです。 この記事は、著者のLisi Hockeが、新しいチームにJoinして8ヶ月間で起きたことを赤裸々に語っています。その中で、どのようにチームに…

【翻訳記事】新しいチームに移って8か月で起きたこと Part4 「チームが変化できた要因」

はじめに 本記事は A Tester's Journey: A Time of Transition - Eight Months on a New Team を日本語訳したものです。 この記事は、著者のLisi Hockeが、新しいチームにJoinして8ヶ月間で起きたことを赤裸々に語っています。その中で、どのようにチームに…

【翻訳記事】新しいチームに移って8か月で起きたこと Part3 「現在のチーム状況」

はじめに 本記事は A Tester's Journey: A Time of Transition - Eight Months on a New Team を日本語訳したものです。 この記事は、著者のLisi Hockeが、新しいチームにJoinして8ヶ月間で起きたことを赤裸々に語っています。その中で、どのようにチームに…

【翻訳記事】新しいチームに移って8か月で起きたこと Part2 「チームに入ってからの8ヶ月間で起きたこと」

はじめに 本記事は A Tester's Journey: A Time of Transition - Eight Months on a New Team を日本語訳したものです。 この記事は、著者のLisi Hockeが、新しいチームにJoinして8ヶ月間で起きたことを赤裸々に語っています。その中で、どのようにチームに…

【翻訳記事】新しいチームに移って8か月で起きたこと Part1 「Joinする前のチーム状況」

はじめに 本記事は A Tester's Journey: A Time of Transition - Eight Months on a New Team を日本語訳したものです。 この記事は、著者のLisi Hockeが、新しいチームにJoinして8ヶ月間で起きたことを赤裸々に語っています。その中で、どのようにチームに…

CEDEC 2023での登壇報告と登壇の際に気をつけたことの共有 #CEDEC2023

8/25にCEDEC 2023にて登壇しました。今回は実行委員からお声がけいただき、招待講演という形での登壇となりました。 cedec.cesa.or.jp 発表内容について 発表資料はこちらです。 speakerdeck.com 発表時の動画は、参加者限定ですが以下のページより公開され…

入社1ヶ月目でやったこと 〜ソフトウェアテストプロセスに基づいたテストケース作成を行ってみた〜

本記事では2023年5月に10Xに入社した私が、入社1ヶ月目に実際に行った、テストプロセスに基づいたテストケース作成についてお話しします。

転職したので、これからの動きを改めて整理してみる(宣伝多め)

転職しました。*1 お世話になりましたー! pic.twitter.com/Lio5CbwgRk— broccoli (@nihonbuson) 2023年3月31日 このツイートだけで、色々と察して労いの言葉を多数いただけるって、よくよく考えるとすごい暗黙知ですね。しかもChatGPTも理解できるレベルの…

再びCodeZine Academyで講座を開催します!

この度CodeZineさんからお誘いいただき、5月31日に再びCodeZine Academyで講座を行う運びとなりました! event.shoeisha.jp 「開発を加速させる」に重点を置いたテストの講座です。 開発の実装を考え始めるよりも前の段階で必要となるテストの考え方や技術を…

AI駆動開発と現状とのギャップを示す

はじめに 〜記事執筆のきっかけ〜 先日、以下の記事についてのツイートが流れてきました。 zenn.dev この記事の内容については、ChatGPTをはじめとするAIによるテストの可能性を示した素晴らしい内容だと思います。 ですが、果たして"今時点(元記事の執筆時…

これから実例マッピングを使おうと思っている人へお伝えしたい日本語情報のリンク集

はじめに〜本記事の目的〜 2020年の4月に実例マッピングを日本語訳で紹介してから3年弱で、色々な人が実例マッピングを試しています。 本記事では、これから実例マッピングを試そうとしている人向けに、実例マッピングに関する日本語情報を提供することを目…

テストケースの具体的な代表値には2以外の一意の素数を使おう

はじめに 本記事は、ソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2022の19日目の記事です*1。 本記事では、テストケース*2で具体的な代表値を使うときに気をつけている「2以外の一意の素数を使う」という方針について書きます。なお、この方針は私の個人的…

野球を題材に品質を考えてみる

はじめに 本記事は、ソフトウェアテスト Advent Calendar 2022の5日目の記事です。 本記事では、ソフトウェアテストと一緒に語られることが多い品質について、野球を題材に考えてみたいと思います。*1 ちなみに、もっときちんと品質について考える機会として…

CodeZine Academyで講座を開催します!

この度CodeZineさんからお誘いいただき、CodeZine Academyで講座を行う運びとなりました! event.shoeisha.jp 今回は「開発を加速させる」に重点を置いたテストの講座です。 開発の実装を考え始めるよりも前の段階で必要となるテストの考え方を、ワークショ…

JaSST Review'22 って結局何やるの?と疑問を持っている人への知りたいこと別リンク集 #JaSSTReview

ざっくりと、知りたいこと別にリンクを貼ってみました。 JaSST Review'22の公式サイトを知りたい人へ www.jasst.jp JaSST Review'22内容を簡潔に1枚の画像で伝えて欲しい人へ JaSST Review'22開催の想いや、どんな聴講者を対象にしているのか知りたい人へ sp…

【翻訳記事】BDDの考案者が執筆した記事「テストについて話し合わなくてはならない」を翻訳しました!

目次 目次 はじめに(本記事の見どころなど) テストについて話し合わなくてはならない テストの目的 「うまくいかないかもしれないものは何ですか?」 なぜテストをするのですか? この場合に限り…… テスト駆動開発 〜テストについて語る前に説明が必要です…

レビューのワークショップを行います! #JaSSTReview

10月28日にJaSST Review'22(ソフトウェアレビューシンポジウム)を開催します! www.jasst.jp 今年は、JaSST Reviewでは初めてワークショップを行います。 ワークショップの内容 「レビュー」というと、個々人の今までの経験に頼るという面が非常に多い分野…

実例マッピングを考案したMattさんが講演します!(同時通訳付き) #jasstreview

10月28日にJaSST Review'22(ソフトウェアレビューシンポジウム)を開催します! www.jasst.jp 今年は、JaSST Reviewでは初めて海外講演者をお呼びすることにしました。 今回の海外講演者について 今回お呼びしたのはMattさんです! Mattさんは私が翻訳した…

先日のイベント「リーダブルなテストコードについて考えよう」の動画と文字起こしが公開されました #vstat

タイトルの通り、7月に行ったイベント「リーダブルなテストコードについて考えよう」の動画と文字起こしが公開されました。 既に公開されているスライドも含めて、改めて公開場所をお伝えします。 スライド speakerdeck.com 動画 CONNPASSの本イベントページ…

『The BDD Books - Discovery (Japanese Edition)』が紙媒体で購入いただけるようになりました! #bddbooks

先日、電子書籍を公開しました『The BDD Books - Discovery (Japanese Edition)』が紙媒体でもご購入いただけるようになりました。 実物はこんな感じ。 本書籍のご購入方法を、場合分けしてご紹介します。 紙媒体でご購入を検討している方へ 以下のAmazonペ…

「テストコードにはテストの意図を込めよう」の発表報告&補足説明&質問回答 #vstat

先日、「リーダブルなテストコードについて考えよう~VeriServe Test Automation Talk No.3~」というイベントで登壇してきました。 veriserve-event.connpass.com 今回は発表内容に対する補足と、発表に対していただいた質問に回答します。気になるところだ…