ソフトウェア品質の研究発表会(SQiP)とインフラの勉強会(qpstudy)の相違点

少し前の話になりますが、SQiPとqpstudyに行ってきました。

 

 


ソフトウェア品質シンポジウム 2014

開催日:9/10~12(参加したのは9/11・12)

 

 


キユーピー3分インフラクッキング 公式Webサイト

開催日:9/13

 

両方ともすっごく面白かった!!

ただ、内容は結構違ったりしたのでその部分について書きます。

少し偉そうな目線で書いちゃってる気がします。ごめんなさい。

この記事の発端

こんなツイートをしたんだけど、そもそもSQiPとqpstudyの両方に参加した変な人はあまりいないのかなと思ったので書こうかと。

 

SQiPってどんな雰囲気なの?

SQiPはシンポジウムなので、開催形式としては卒論の発表会みたいな雰囲気。

そして内容も「こーすればいいんじゃないか」みたいな提案と実践してみたお話が中心。

下記のスライドを見ると、集まっていた人はエンタープライズ系もしくは組み込み系の人がほとんどだったようです。

また、年齢層も若干高め。マネージャの立場の人が多そうな雰囲気でした。

ソフトウェア品質シンポジウム2014(SQiP2014)オープニング:SQiPの紹介

 

 

SIG(情報や意見の交換を行う場)にも参加したのですが、誰もが知ってる大企業ばっかりで恐れ多かったです…。

 

SQiPの良かったところ

今回、参加して一番の収穫だなと感じたことは、2つの基調講演。

 

 

基調講演その1『ビジネスが変わる・・・品質が変わる』
(横塚裕志氏 東京海上日動システムズ(株)顧問

 

 

基調講演その2『リスクマネジメントのための失敗学---再発防止と未然防止---』
(濱口哲也 東京大学大学院特任教授

 

 

なんか登壇者の肩書きを見ると、「うわっ!すごい堅そう」というのが感想でした。

(つーか、自分はシンポジウム参加前はそうだった)

ただ、話の内容がぜんっぜん堅くなかったんですよ

 

この基調講演2つを語るだけで1つの記事ができちゃうんで、後日書きますが、非常に参考にしたい内容でした。

 

SQiPのもう少し頑張ってほしいところ

参加前に自分が

「なんか堅そうなイメージのイベントだな…」

と思ってたみたいに、外から見ると何を行っているか全く分からないところは何とかしてほしかった。

 

先ほど示したスライドの中に「開発系業務の人が少ない」と書いてあったのですが、「品質シンポジウム」と言っている以上、なかなか足を運びにくいのも事実かと。

 

せめて、ハッシュタグを#SQiPとかで統一して、どんどんツイートできる場の提供があると良いなと思いました。

 

確か誰かが

「#SQiPとついていないツイートも含めて、今回のシンポジウムのツイートをまとめました」

と書いてくれていたけれども、#SQiPがついていないツイートがある程度存在する時点で、場の提供はできていないんだと思います。

 

 

 

qpstudyってどんな雰囲気なの?

qpstudyは勉強会ですが、LTの場なので、すごい和やかな雰囲気。

#qpstudyのツイートが画面にリアルタイムで表示されるという場でした。

年齢層もSQiPに比べて低め。

内容は、(特に今回はそうでしたが)

「実際に事故が起こった!何とかしなきゃ!」

という、原状回復が中心でした。

 

詳しい話を書きたいところではありますが、「禁則事項」が多いので書けません。あしからず

qpstudyの良かったところ

(特に今回に限った話だとは思いますが)普段聞けないような経験を沢山聞くことができたこと。

SQiPが「この取り組み、参考にしよう」と思うのに対し、

qpstudyは「この部分、実際ありがちだから注意しよう」と思える内容で、より実践的でした。

 

また、上で述べたように、#qpstudyのツイートが常に表示される仕組みだったため、発表者以外の経験談も参考にできました。

qpstudyのもう少し頑張ってほしいところ

(特に今回に限った話だとは思いますが)qpstudyのコンセプトである

「インフラ系技術の初心者にもやさしい」勉強会

から外れていた部分があったところでしょうか。

 

まあ、これに関しては「今回が特殊なので」の一言で終わりな気がします。

 

 

おわりに

全然相違点を書いてないじゃねーか!