発表スライド
発表者
- 玉川竜司さん
- 『実践SeleniumWebDriver』の翻訳者
- Sky株式会社でソフト開発
- 兼業で翻訳者(ほとんどオライリー社)
- 主な著書
- 『Hadoopオペレーション』
- 『Jenkins』
- 『Amazon Web Servicesプログラミング』
- 現在『Google Big Query Analytics』を翻訳中
http://www.wiley.com/WileyCDA/WileyTitle/productCd-1118824822.html
- 10月25日に楽天のTechnology Conference 2014で喋る予定
会場の人にアンケート
Selenium本ができるまで
Seleniumとの出会い
- Seleniumは2006年に使用開始
- 2005年に『ソフトウェアデザイン』に記事あり
- バックナンバーを確認してみましたが、目次には見当たらず…
- 2005年に『ソフトウェアデザイン』に記事あり
Seleniumとの再会
- 2013年にもう一度使ってみることに。
- ネットで漁るも訳分からん!
- Selenium1とSelenium2の情報が混在している?
- 専門用語が多い
- 全体像が見える本がない
翻訳本執筆のきっかけ
- 2014年1月に原書発売
- 2014年1月に第1回勉強会実施
1月18日 第1回 日本Seleniumユーザーコミュニティ勉強会(東京都)
- その内容を記事で知る
JenkinsとSeleniumでJavaScriptのテスト自動化、最初の一歩。第1回 日本Seleniumユーザーコミュニティ勉強会 - Publickey
- 玉川紘子さんのスライドの内容が、ちょうど原書に欠けている内容だった
20140118 selenium勉強会 - Jenkins×Selenium 最初の一歩-
- W玉川本を出したい
英語の技術書を読む話
アンケート
- 英語の技術書を読む人…少数
出版数に大きな差
- 『Selenium』がタイトルに入っている本は、外国だと20件、日本だと1件だけ
- 翻訳者も不足
- 売り上げの問題上、トピックもメジャーなもの中心
- 一方、海外はオープンソースを普及させるために書籍を書いたりしている
- 翻訳した本が出版されるから、英語の技術書を読まなくなる?
- 翻訳書は総合的な部分だけ。残りは英語サイトを見ましょう
技術英語に学ぶときのオススメ
Kindle
- FireHDX8.9最高
- 画面の大きさは大事。(7インチは小さい)
- 長押しすると辞書が引けるのが便利
Safari
Safari - The best books and video courses from the brightest minds.
本の紹介
Packet publising(出版社名)
- Seleniumにも熱心な出版社
- 初級から中級向けの本が多い
- 最新刊は『Selenium Design Patterns and Best Practices』
- テストの書き方に重点をおいた本
Selenium WebDriver in Python
Selenium IDE Automation Testing Tutrial
Selenium IDE Automation Testing Tutorial
- 作者: Richard Thrust
- 出版社/メーカー: Richard Thrust
- 発売日: 2014/03/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
Selenium Questions and Answers
Selenium: Questions and Answers
- 作者: George Duckett
- 出版社/メーカー: George Duckett
- 発売日: 2014/09/12
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- StackOverflowのSeleniumのQ&Aをそのまま書籍化
Q&A
『実践SeleniumWebDriver』の電子書籍化の予定は?
- 今のところはない
何冊ぐらい売れると成功?
- うん千冊ぐらい
- Amazonでランキング1000位~2000位にランクインしていれば成功
翻訳者として書籍化できるようになったまでの道のりは?
- Microsoft Silverlightのコミュニティ内で、「翻訳しよう」というノリに
- Jesse Libertyの本を勝手に翻訳
- 出来が良いということでMicrosoftの公式サイトに載った
- Hadoopの翻訳本も書く
- ビッグデータの流れにも乗って、翻訳本が売れた
- ただ、翻訳家になることにオススメはしない
- 知識や人脈は得られる
- 作業が地道で、得られる報酬も多くはない
翻訳作業を行う期間はどれくらい?
- 3,4冊/年の翻訳を行っている
- 4,5ページ/日ぐらいのペースで翻訳する
翻訳作業を行う時に感じる、日本で抜けている情報は?
- 体系化されている情報がない
- 書籍を1冊読んで全体を理解すれば、ネット上にある断片的な情報も役立つ