発表スライドとか無いのかな~と思いつつ、メモ的なものを載せておきます。
スマホゲーム開発を加速するテストエンジニアリング
自己紹介
- 山本健
- 1人目のスキンヘッド
- グリー株式会社
TEの役割
手助け
開発
単体テストの手助け
QA
設定セットアップ
おべんとうの玉子屋
企業理念(事業に失敗するこつ)
- 機械は高いと云って人を使うこと
- 高い給料は出せないといって人を安く使うこと
会社概要 | おべんとうの「玉子屋」〜おいしいお弁当を真心こめて。
グリーのTEチームについて
- プラットフォーム開発
- 内製
- ドリランド
- 釣りスタ
スマホゲームの品質と開発スピード
はまりポイント
スピードにこそ価値がある
- 時期を延ばすな
スピードとは?
- 「短期的」ではない
- 忘れ物せず最短ルートで事故を起こさない
- バイトで最多配達記録
- 最低限の手数
- try&errorの時間を多く取る
エンジニアの幸せ
ゲーム開発における効果の高いor低いテスト
- テストの作り込みはしない
- 最初からゲームは完成しない
途中から導入
- 要望合わせ
- よくある
自動化のメリットは限られる
自動化が適切
- 繰り返す作業
- スピードが必要な作業
テスターが適切
- ランダム性
- タイミング
- 魅力品質
作りこみの下支えに
グリーのTEとは
- 1年前に発足
- 参考著書
- 作者: ジェームズ・ウィテカー,ジェーソン・アーボン,ジェフ・キャローロ,長尾高弘
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/05/23
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (8件) を見る
- 6人
- JapanGame事業本部全体は70人
TEのミッション
- テストのコスト削減
- リソースの再配分
- テスト自動化
- テストフレームワークの汎用化
- 開発を加速させる
- テストエンジニアを職種として確立を
大事なこと
- クリエイティブであること
セブンサムライチーム
- 良いチームは7人体制だ
- 七人の侍
- チームのメンバーは誰も見たことが無かった
- 荒野のサムライ
- ワイルドセブン
- 七人の侍
進捗確認
- DOJO
- 結果共有
- 技術相談
- LT大会
- 美術館へ
感想
- まだまだテスト自動化に対して模索している印象
- 特に、スマホゲーム業界という特徴が表れている気がした発表
マインドマップ
グリーのテスト自動化導入事例
自己紹介
- 宮原さん(名前を聞き漏らした…)
- 入社3年目
- TE2年目
自動で魚釣り
- デモ実施
- WebDriver使用
リグレッション自動化
自動化対象
開発段階から関わる
サポートツールの構築支援
- QA向けのツール作成
- Swaggerの導入
- APIテストの自動作成
- Cook_test_gchan
- 似たようなテストスクリプトを自動化
- 「おじいちゃん、これは前にもやったでしょ」
- Cascade_fixture
- yaml形式からテストデータ作成
新規プロダクト常駐へ
Jenkinsのメンテナンス
- マシン管理
- ジョブ管理
- branches切り替え
- 成否をつぶやくbot作成
UIテスト自動化
マスター入稿チェック
- 整合性チェック
- 効率化
- 可視化
エンジニアの手助けを
- どう支援する?
やりたいけどできないことをやる
- 開発者はリリースでそれどころじゃない
テストにまつわる不安を取り除く工夫
- 単体テストの整備
- Jenkinsの管理
開発支援
- 品質管理の観点で
課金テスト
- 実機テスト
- 上限テスト
- 購入テスト
質問
Q1.テスト自動化で新たなバグを見つけることは可能か?(質問者は「自動=バグを刈り取る」というイメージを持っていた)
- 可能
- 回し続けることで、変なタイミングでのバグが拾える
Q2.イベントの開発がギリギリの場合、どうやってQAを担保する?
- 見積もりの段階からQA参加
- 余裕が無ければ断る
Q3.APIの自動化はどの部分までやってる?
- 懇親会で答えます
Q4.魅力的な品質を自動化できるのか?(ヘッドギアで目線を測るというアメリカの例など)
- 今は研究段階
- 興味はある
感想
- テスト自動化のスクリプトをヨコ展開していくのは大変だったんだろうなぁ…
- やっぱり自動テスト=リグレッションテストが一番効果あるよなぁ…
- APIでどうやっているのか興味があったんだけどなぁ…(懇親会中に聞けなかった)
マインドマップ
WebのQAチームを5年間運営してみた
自己紹介
- 境野高義
- 2人目のスキンヘッド
趣味
- 楽器演奏
- デジカメ、写真好き
- アイドル好き
前職
- デジカメのQA
GXの紹介
- 社員数は約130人
- 平均年齢は30才ぐらい
以前の組織体制
- R&DにQAが所属
テスト担当者
- いたりいなかったり
- 個人依存
- リリース後の不具合あり
事業
- 学校の裏サイト対策
- BtoB
- 15ぐらいの事業
デジカメとGXの比較
- 規模が違う
- 組織も違う
リリース判断
- QA(デジカメ)
- 開発リーダー(GX)
人数比(開発:QA)
- 5:3(デジカメ)
- 7:1(GX)
プロセス
- ISO9001(デジカメ)
- 決まっていない(GX)
- テスト中にコード改変
- 影響範囲のみテスト
- この文化が好き
求められる品質
- 設計、開発で失敗できない(デジカメ)
- スピード重視(GX)
会場の人にアンケート
構成比
- 以下の役職が等分されているような感じ
- 開発者
- QA
- リーダー
デジカメのプロセスから学んだこと
メリット
- 人が増えるとプロセスが力を発揮
- 誰がやっても一定
デメリット
- プロセスを守ることが正義
- 変化に弱い
まずやったこと
現状把握
- 色々な人に聞く
やってきたこと
チームメイキング
- チームとしての一体感を
- 「来てたの?」を無くす
- チームミーティング
- 週一
- 他案件の共有
- 1on1
- 隔週
- 業務以外も
- テスターからの脱却
- 開発のおまけじゃない
- 開発者と同じ方向を
- チーム合宿
- ものさし合わせ
- 最強のテストって何?
- 品質
- 効率
- 統計
QAチームの目的
開発者との関係
- 品質のディスカッション
QAのやりたいことを伝える
- 必要な情報
- redmineのフローを統一
- リリース前にテスト完了必須
- 全ケース実施
- チケットクローズ
- ドロップの場合も含む
社内での認知
- 全社会議で報告
- 全体に品質の考えを
- 営業とかにも
テスティング以外の貢献
- 仕様の改善提案
- サポートチームの連携
- 市場不具合調査
メンバー強化
- 社員登用
- 中途採用
知識・スキル向上
- とにかくテストケース
- ケースのフォーマットを揃える
- 教科書の設定
- 作者: 高橋寿一,湯本剛
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/05/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 29人 クリック: 469回
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技術を使ったQAへ
- 開発とQAを縮める
- プログラムできたほうが楽しいよね?
- DevQUTを参考に
Testing casualtalks#1 DevQUT! snsk, yasuharunishi
テスト自動化
困っていること
属人化問題
- 今は良い
- 将来的には…
スキルアップの仕方
- 実務に生かせるスキル
- 実務に直結する何かを行う
高齢化問題
- 新卒に魅力を伝えるべき
事業に紐付かないQAのValueは何か?
- 事業のQAを助ける
- 全体のQAを行う
QAチームの話をオープンにして集めちゃえば?
質問
Q1. ベイグラントは同じ環境を作れないが、保証はできるのか?
- 見る機能を絞って保証する(?)
Q2. データを直接見に行くのはリスクでは?
- 「Deleteしないでね」という運用ルールを決めた
Q3. 開発者とのイザコザの対処法は?
- 同じ方向を向くのが大切
- 仕様決めから参加する
Q4. WebDriverでのルール作りは?(特にデザイナーとの兼ね合いは?)
- あまりルールは決めていない
- 今は変化が少ないので
Q5. 「品質isCost」という考えに対してどう対応する?
- 開発側に理解があったため、最初は幸せだった。
- 途中から「コスト減らす=テスト減らす」へ…
- リリースのインパクトを伝える
- 経営層が協力的なら新卒に見せるべき(質問者の意見)
感想
- QAという立場ながら、開発側にどんどん関わっていける体制になっているのはすごい
- チーム合宿とかやってみたい
- 交流会とか参加したい!Ques当日は名刺を切らしてて、名刺を一方的にもらうだけになった…→後日連絡しよう(イマココ)
マインドマップ
全体的な感想
- 開発とテストエンジニアの間にいる立場の人間を作ることができる会社は、長期的に見て良い方向に進んでいるんだろうなと感じた
- ただ、そういうポジションを用意できない現実は多いかも
- Selenium勉強会の時も思ったけど、WebDriverによるテスト自動化は、まだまだそれぞれの会社で模索している段階という印象
Selenium勉強会の参加レポート↓
第2回日本Seleniumユーザーコミュニティ勉強会まとめ - ブロッコリーのブログ