「HashiCorpとAtlasのインフラ管理 ― 運用に自動化を求めるのは間違っているだろうか(仮)」参加レポート #jtf2015

スライド

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自己紹介

今日話すこと

  • 失敗談
  • We Can Advance
  • 自分の最強デッキを作ろう

みなさん仕事楽しいですか

  • 楽しいと楽は似ているようで違う
  • 以下の2つの文化を無くす
    • 刺し身たんぽぽ
    • 写経文化
  • 稼働率を減らすために、平均故障間隔を潰すことを行ってきた
    • 元サーバー屋だった

20年でシステムが変わって来た

この先どうなるの?

  • 20年後の想像はつかない
  • アラームが出たら対応する→コンテナになってどうするの?

どう解決するのか?

  • TMTOWTDIの思想で
  • 特定のツールが全て解決することはあり得ない

私の最強デッキ生存戦略

  • 脱刺し身たんぽぽ
  • 脱写経
  • 新しいツールは敵ではなく自分のデッキのカードに

貴重な時間を退屈に過ごそう

  • まじめに働いてろくなことが無かった

知っていると知らないの違いは大きい

  • ツールの敷居が高いと思っているかもしれないが、そんなことはない

ご注文はコンテナですか

  • 物理時代
    • 機材発注からものが入るまで時間がかかる
  • クラウド時代
    • 短縮した
    • 自分の手元・社内の環境が違う
    • 社内環境では動いたのに本番では
  • コンテナ時代
    • 全て統一に

パブリッククラウドはDockerが飲み込んだ

  • 速さという価値を提供した

おれのコンテナが軽いわけがない

  • ポータビリティ
  • Dockerは仮想マシンとは違う
  • プロセス分割をする
  • Dockerと基本コマンド

  • ホストOSは一つのプロセスが動いているとしか見ない

  • 中ではきちんとOSとして見て動いている

  • Dockerはインフラを抽象化する

  • イメージの差分が取れる
  • 時間を元に戻すこともできる

ハマりどころポイント

  • マシンイメージは作れるが、コンテナIDは別々になる

DockerHub

  • Redmineなどのコンテナイメージがある

Dockerの難点

  • クラスタ管理などは苦労している
  • 仮想インタフェースがひとつしか持てない
  • 複雑なネットワークも扱えるようになるかもしれない
  • データボリュームの問題も解決できるかも

Docker Machine

  • リモート上の環境上にも作れる
  • sshで入れる

Docker Swarm

  • どこのサーバー上でコンテナが立ち上げるのかなど管理できる

Docker Compose

  • 複数コンテナのアプリケーション設定ができるようになる

  • あくまでも選択肢の一つ

仮想化システム、構成管理ツールクラウド環境との比較

  • 比較は無意味
  • Dockerはあくまでも中しか見ないから
  • 無理にDockerに載せ替える必要がない

コンテナは昔からあったよね?

  • ネットワークを通じて、使いやすいようにしている
  • それを24h365dで使うのはまだまだ
  • http://docker.jpドメインは私が持っている

HashCorp

  • The Tao HashCorp

Vagrant

  • vagrant upを叩けば、開発環境を立ちあげられる
    • Virtual boxのようにイメージを選択とかが面倒でしょ

PACKER

  • マシンイメージを作ってくれる

Serf

  • お互いのサーバーを認識する
  • 複数台のサーバーに対して命令を出せる
  • 冗長性はない

Consul

  • どのようなサービスが動いているか調べてくれる
  • 死活管理も
  • ロードバランサの設定を自動的に書き換えたり

TerraForm

  • 構成管理の自動管理ツール
  • テスト環境を作る度にコンソールに入っている作業を

Atlas

Vault

  • アクセスキーや秘密鍵を暗号化して分散するツール

  • 全部使う必要はない

  • 楽に使うためのツール

  • DockerとHashCorpは似ている

  • UNIXという考え方』に由来しているから

まとめ

  • 正しい努力
    • 脱・刺し身たんぽぽ
    • 脱・写経文化
  • 本当に何をするべきだったのか考えるべき

田植え

田植えも田植え機を使えば時間短縮 + 人口が減っているので機械化を

  • 貴重な時間を退屈に過ごそう
  • 速さ、効率化、自動化
  • 時代の変化にカードも変化していく
  • 自分だけの最強デッキを作ろう
  • 楽しい=楽になる
  • 運用も次の時代へ
  • Let's Try
  • 使ってみてから、良し悪しを判断しよう
  • Don't think! Feel!
  • 運用側は開発側に負けず、もっと声をだすべき

感想

  • ネタも豊富で圧倒された45分間でした。
  • 楽しく仕事をするということは大事!
  • Dockerははっきり言って食わず嫌いな状態だったので、触れてみようと思えるセッションでした。

JTF2015講演まとめ

nihonbuson.hatenadiary.jp