発表資料
自己紹介
- @tnir
- Takuya Noguchi
- Git利用歴10年
- GitLabはパブリック公開した日から使っていた
- 所属していた会社で2013年から使っていた
- 2014年から管理者として利用
- 2015年からはGitlab.comの混んとりビューア
なぜMeetupを開くのか
- 日本語の情報がなかったから
- あっても古い
- Gitlab.comが話題になったから…ではなく、準備していたら事件が起きた
GitLab.JP
- 仙台で発足して、3,4回やっていた
- 鹿児島でも勉強会が開催されていた
- 東京でもやろう
よく聞くGitLabのイメージ
- インストールが大変
- ウェブアプリが遅い
- GitLab.comでデータがロストした
GitLabの歴史
- GitLabは後発のサービス
- 後発の製品でどうやって優位性を持たせるか
GitLab.comの競合
- GitHub + ecosystem
- BitBukket + ecosystem
GitLab CE/EEの競合
- GitHub Enterprise
- GitBucket
- Gogs
- GO言語で出来ている
GitLab CE/EE
4種のGitLab
- CE
- 一番ユーザーが多い
- EE
- 有償版
- .com
- GitHust.io
- Saasではなくプライベートで運用したい
- デジタルオーシャン上で
- アップグレードやセキュリティを担保
- $80/月
GitLabマイルストーン
- 半年ごとにVerUpしていた
- Ver6からは1年半に1回ぐらいのVerUp頻度
- 現在はVer8
- その間に4回資金調達して40億円調達した
- 3/22のVer9が出る
2016年を振り返る
- 8.4〜8.15をメジャーリリース
- 機能がどんどん追加されて
パフォーマンス面
- 2014から2015年あたりにパフォーマンス劣化が著しくなった
- 2016年はパフォーマンス改善した
- 1月にInfluxDBを利用したモニタリング開始
- 後半はPrometheus導入
管理面
- omnibus-gitlabが一番手軽なインストール
- 色々な個人ブログではソースでのインストールも書かれているけど、オススメしない
- Dockerでもサポート
- まだまだ巨大なイメージなので、デフォルトの状態だときついかも
PostgreSQL
- 登壇する人はMySQLユーザーが多いみたい
Radis
- 現在、2.8から3.2に上げるMRを出しているところ
コンテナレジストリ
- これもGitLabが提供している
モニタリング
- 改善はしているがGithub.comに比べるといまいちな部分も
Docs
- ドキュメント大事
- docs.gitlab.comがリニューアルされた
- 英語さえできれば貢献は可能
開発
- OSSなのでGitLab.com上でコントリビュート可能
- 日本人は少なそう
- GitLab Development Kitで簡単に構築可能
Backend
- 普通のRailsアプリだが、一部GOで書かれている
Frontend
- jqueryが多い
- テストはJasmine+Karma
UI/UX
- 最初はデザイナーが少なかったが、最近増えた
- GL社員がちょっと多すぎる気がする
パッケージング
- chef/omnibusパッケージを使用している
コミット以外の貢献方法
- イイねを押すことも貢献の一つ
- GitLab Pagesもいいねが100を超えて実現した
個人的な野望
- Cloud-native
- Server-less
- 現状だと難しいかも
250人のチームで運用してみてわかったこと
- Gitの習熟度がバラバラ
- 高品質化のためにトレーニングが有効的
- GitLab Docsが有効
- ただし日本語訳がない
バグフィックス
- 昼、起票
- 夜、修正
- 時差があるので、夜活動が他国の人にとって良いみたい
今後に向けて
- 組織の方針とGitLab.incの方針(技術選択)が合致したのでうまくやってこれた。
- 組織毎に主体的な開発戦略が必要
今日伝えたかったこと
- かなり改善されてきた
- OSSに貢献してよりよいツール・プラットフォームを使いましょう
- 社内でパッチを当てるとかではなくMRを!
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- 第2回を開催決定しました。
- 4/11にリクルートでやります!