目次
はじめに
先日、9/22に池袋サンシャインシティで行われた「技術書典7」で本を頒布しました。
本記事では、今回の頒布物の話と、2F→3Fの移動経路の話をします。
頒布物
今回私は、合同誌と個人誌を執筆しました。
合同誌
技術書典5,6に続き、Crabinkとして『300 Multiple Choices』という、複数人のテストエンジニアが書いた合同誌第3弾を頒布しました。
書かれている内容のラインナップとしては以下の通り。
非常に多岐に渡っています。
おそらく、今までのCrabinkで一番テスト要素が多いんじゃないかとの噂です。
まだ、物理本が余っていますので、また別のイベントで頒布するかもしれません。
個人誌
そして今回は、個人誌も頒布することにしました!
タイトルは『事例で学ぶ ソフトウェアテストと品質』です。
こちらは100部用意したのですが、2時間足らずですべて頒布しました!
頒布終了後も「もう無くなっちゃったんですか?」「電子版は無いんですか?」「再販しないんですか?」と多くの方からお声をかけていただきました。申し訳ないと思いつつ、そのように言ってくださり嬉しい限りです。
何よりも印象的だったのは、
「こんな表紙の言葉なんてただの煽りで、中身は大したこと無いんだよ」
と話していた2人組が、本の中身を読んだ上で購入に至ったことです。*1 眉唾物で読み始めた人にも買う価値があると感じてもらえたのはすごい嬉しいです!
少し加筆修正を加えた上で、より多くの方に届けられるように検討したいと思います。
2F→3Fへの移動経路について
我々のサークルの位置
SNS上でも話題になっている2F→3Fへの移動経路ですが、我々のサークルは一番その状況を把握していたかもしれません。
なぜならば、我々のサークルは一番、2Fから3Fへの移動待機列のところに一番近かったサークルだからです。(下の地図の赤矢印の部分は我々のサークルです)
待機列の状況
2F→3Fへの移動待機列は、図のオレンジ領域の部分に形成していました。
元々、「入場待機スペース(Cホール)」と書かれた部分全体が、移動の待機列として用意していたスペースだと思われます。
しかし実際には2列×25名程度の塊が2つ分ぐらい(計100名程度)しか、混雑している時でも並んでいませんでした。
動線の影響
そして、この導線の煽りを我々のサークルも少しだけ受けました。
本来、出口もしくは移動待機列へ通る動線を地図上で見ると、必ず我々のサークル前を通ります。
しかし実際には、青矢印の部分が開けていたため、我々のサークル前を通らずに出口へ向かえるようになっていました。
なので、我々のサークルを見ないで帰ってしまう人が多かったことが分かります。
それと同時に、やはりあの動線では、2F→3Fへの移動待機列には気付くことすらできなかったのではないかと考えられます。
おわりに
今回は運営も混乱し、一般参加者も目の前を通らないという条件の中、個人誌は無事に頒布終了になりました。
次回はまた改善された技術書典になることを期待しておりますし、そこでまた頒布できるように頑張りたいと思います!
*1:ただ、この2人組が購入した瞬間、私は残念ながら離席していたので、売り子をしていた人に後から聞いた話ですが…。