野球を題材に品質を考えてみる

はじめに

本記事は、ソフトウェアテスト Advent Calendar 2022の5日目の記事です。

本記事では、ソフトウェアテストと一緒に語られることが多い品質について、野球を題材に考えてみたいと思います。*1

ちなみに、もっときちんと品質について考える機会として、次回のWACATEがあるので、品質に興味がある方はそちらのご参加も検討してみてくださいね。(唐突な宣伝)

wacate.jp

目次

*1:ソフトウェアテストAdvent Calendarに投稿しているのに、ソフトウェアテストの話ではなくて、ごメンチ

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CodeZine Academyで講座を開催します!

この度CodeZineさんからお誘いいただき、CodeZine Academyで講座を行う運びとなりました!

event.shoeisha.jp

今回は「開発を加速させる」に重点を置いたテストの講座です。

開発の実装を考え始めるよりも前の段階で必要となるテストの考え方を、ワークショップを通じて体験していく形の講座となります。

講座で伝えたい内容について詳しくは、CodeZineさんの以下の記事をご覧ください。*1

codezine.jp

直近ではありますが、興味のある方はご参加の検討をよろしくお願いします!

*1:記事を見て「そんなの当たり前じゃん」と思う人は講座を受けなくても十分かもしれません…w

JaSST Review'22 って結局何やるの?と疑問を持っている人への知りたいこと別リンク集 #JaSSTReview

ざっくりと、知りたいこと別にリンクを貼ってみました。

JaSST Review'22の公式サイトを知りたい人へ

www.jasst.jp

JaSST Review'22内容を簡潔に1枚の画像で伝えて欲しい人へ

JaSST Review'22開催の想いや、どんな聴講者を対象にしているのか知りたい人へ

speakerdeck.com

JaSST Review'22の講演内容や講演者について知りたい人へ

nihonbuson.hatenadiary.jp

JaSST Review'22のワークショップの内容を知りたい人へ

nihonbuson.hatenadiary.jp

JaSST Review'22への参加申込方法を知りたい人へ

www.jasst.jp

【翻訳記事】BDDの考案者が執筆した記事「テストについて話し合わなくてはならない」を翻訳しました!

目次

  • 目次
  • はじめに(本記事の見どころなど)
  • テストについて話し合わなくてはならない
  • テストの目的
    • 「うまくいかないかもしれないものは何ですか?」
    • なぜテストをするのですか?
    • この場合に限り……
  • テスト駆動開発 〜テストについて語る前に説明が必要です〜
  • テストについて話しましょう
    • なぜすべてのテストを自動化しないの?
    • テストカバレッジは有用な指標ですか?
    • 「テストをシフトレフトする」とはどういう意味ですか?
    • いつ、どこでテストすべきですか?
    • 十分なテストとはどれくらいですか?
  • おわりに

はじめに(本記事の見どころなど)

今回は著者本人の許可をもらった上で、「テストについて話し合わなくてはならない」(原題は「We need to talk about testing」)を翻訳したので紹介します。

dannorth.net

本記事はDaniel Terhorst-North(Dan North)が書いた記事です。Dan NorthはBDDの原典ともいえる記事「Introducing BDD」(日本語訳の記事「BDDの導入 - Dan North」)を書いたことでも有名です。

本記事では、Danが考えたテストの目的を提示した上で、自動テストやTDDに対する誤解について語っています。そしてテスターに対する本当の価値についても、敬意を持って語っています。

Danはテスターではなくプログラマーでありながら、ここまでテストのことについて語っていることが素晴らしいと思い、翻訳することにしました。

これ以降は元記事を翻訳したものになります。

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レビューのワークショップを行います! #JaSSTReview

10月28日にJaSST Review'22(ソフトウェアレビューシンポジウム)を開催します!

www.jasst.jp

今年は、JaSST Reviewでは初めてワークショップを行います。

ワークショップの内容

「レビュー」というと、個々人の今までの経験に頼るという面が非常に多い分野だと感じています。JSTQBでも、レビュープロセスは存在していますが、「個々のレビュー」という表現しかしておらず、その中でどのような思考プロセスを行うかは記述していません。

JSTQBには「個々のレビュー」に対しての具体的な思考プロセスを記述していない

一方、テストプロセスについては具体的な思考プロセスを記述しています。

テストプロセスについては具体的な思考プロセスを記述している

そこで、テストプロセスを真似ることでレビュープロセスも具体的なプロセスを記述できるのではないかと考えました。

レビュープロセスもテストプロセスと同様に具体的な記述ができるのではないか?

これをワークショップ形式にして皆さんに体験しながら学んでもらおうと考えたのが今回のセッションです。

※なお、ここまでに描いたプロセスの記述と、当日のワークショップで区分けしている記述は異なっています。あくまでも、分かりやすさ重視のため、本記事ではテストプロセスに当てはめた場合で記述しています。

ワークショップに参加される方々へ

今回のワークショップは(おそらく)初めて、レビュープロセスを体系的に体験して学んでもらうコンテンツとなります。

そのため、今までレビューに慣れているかどうかは関係ありません。むしろ、今までレビューで悩んできた人に向けて少しでもヒントになればと考えております。

なので、ワークショップに参加できる時間を確保できる方は、ワークショップの参加をご検討いただければと思います。

なお、ワークショップ参加にはレビューの経験の度合い以外にいくつか条件があります。以下の条件に当てはまらない方はワークショップ見学を推奨いたします。

  • ワークショップの開催中(10月28日 13:00〜16:15)、時間を確保できる方
    • 今回はグループワークも行います。そのため、ワークショップ参加中、他の用事で一時的に離席されてしまうと他の方にご迷惑がかかります。一時的な離席の予定が既にある方はご遠慮をお願いいたします。
  • Google Meetを使うことができる方
  • miroを使うことができる方
    • セキュリティ上の問題でアクセス制限がかかる方はご遠慮をお願いいたします
  • 事前に資料をご確認いただく時間の取れる方
    • 今回は時間の都合上、事前に資料を確認いただきたいと考えております。当日までに確認する時間が一切取れない方はご遠慮をお願いいたします

ワークショップを見学される方へ

今回、ワークショップに参加できない方向けに、ワークショップの見学枠も設けております。見学される方は、Google Meetやmiroに接続できる環境でなくても十分楽しめると思います。

ワークショップに参加ができない方は、見学もご検討くださいませ。

おわりに 〜参加をご検討いただいている皆様へ〜

参加登録はこちらになります。

www.jasst.jp

また、ワークショップ以外の部分も含めて、今回のシンポジウムでお伝えしたいことをスライドにまとめました。参加に悩んでいる方はご参考にしてください。

speakerdeck.com

皆様のご参加をお待ちしております!

実例マッピングを考案したMattさんが講演します!(同時通訳付き) #jasstreview

10月28日にJaSST Review'22(ソフトウェアレビューシンポジウム)を開催します!

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今年は、JaSST Reviewでは初めて海外講演者をお呼びすることにしました。

今回の海外講演者について

今回お呼びしたのはMattさんです!

Mattさんは私が翻訳した『Agile Testing Condensed』『The BDD books - Discovery』でも登場する「実例マッピング」を考案した人です。

実例マッピングについて

実例マッピング自体は本ブログや私の発表でも度々紹介してきました。

nihonbuson.hatenadiary.jp

speakerdeck.com

また最近は、実例マッピングを導入した人/企業も増えていっているように感じます。

speakerdeck.com

www.youtube.com

blog.serverworks.co.jp

今までは、書籍などから学ぶことが多かった実例マッピングですが、今回ついに考案者自ら話していただくことになりました。講演自体は英語ですが、同時通訳もご用意しておりますのでご安心ください。

実例マッピングに興味がある方もぜひご参加を検討してください。

実例マッピングとレビューの関係について

もちろん、JaSST Reviewはレビューシンポジウムなので、レビューの話にも繋げたいと考えています。

実例マッピングは会話を大事にする手法です。そしてレビューも会話が大事だと考えています。その共通部分をきっかけに、議論を深めていければと思います。

おわりに 〜参加をご検討いただいている皆様へ〜

参加登録はこちらになります。

www.jasst.jp

また、Mattさん以外の部分も含めて、今回のシンポジウムでお伝えしたいことをスライドにまとめました。参加に悩んでいる方はご参考にしてください。

speakerdeck.com

皆様のご参加をお待ちしております!

先日のイベント「リーダブルなテストコードについて考えよう」の動画と文字起こしが公開されました #vstat

タイトルの通り、7月に行ったイベント「リーダブルなテストコードについて考えよう」の動画と文字起こしが公開されました。

既に公開されているスライドも含めて、改めて公開場所をお伝えします。

スライド

speakerdeck.com

動画

CONNPASSの本イベントページにて公開されています。

veriserve-event.connpass.com

赤囲み部分に動画URLが記載してあります

なお、この動画は、本イベントに予め登録していた方限定となります。ご了承くださいませ。

文字起こし記事

ログミーさんのご協力により、文字起こししていただきました。本当にありがとうございます!

logmi.jp

イベントに参加登録しておらず、動画を視聴できない方は、こちらの記事も参考にしてくださいませ。