「テストコードにはテストの意図を込めよう」の発表報告&補足説明&質問回答 #vstat

先日、「リーダブルなテストコードについて考えよう~VeriServe Test Automation Talk No.3~」というイベントで登壇してきました。 veriserve-event.connpass.com 今回は発表内容に対する補足と、発表に対していただいた質問に回答します。気になるところだ…

BDD/ATDDを学ぶ上で最適な書籍『The BDD Books - Discovery』を翻訳して出版しました! #bddbooks

2018年2月に出版された『The BDD Books - Discovery』日本語に翻訳してLeanpubにて出版しました! 表紙はこんな感じ。 書籍紹介および購入はこちらから。 leanpub.com 原著はLeanpubおよびAmazonにあります。 本書籍(翻訳版)は、今までと同様Leanpubを利用…

Developers Summitで発表しました #devsumi

ここでの報告が遅くなりましたが、先月、Developers Summitで発表をしました。 発表内容 発表資料はこちら speakerdeck.com 2022/04/24追記:講演動画はこちら(動画視聴にはCodeZineのログインが必要です) codezine.jp 今回は二部構成にしました。 第一部…

QA(テスター)が開発工程の上流に参加して実際に行うこと

はじめに 本記事は、ソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2021の24日目の記事です。*1 目次 はじめに 目次 QAが開発工程の上流に参加する目的はインプット? QAによるフィードバックの例 より価値のあるミーティングにするためのポイント おわりに Q…

複数条件が関わる題材を用いてテスト設計から自動テストのケース作成まで考える(後編)

はじめに 本記事は自動テスト・テスト自動化 Advent Calendar 2021の24日目の記事です。 今回はとあるお題に対して、テスト設計からテスト実装、そして自動テストまで作成してみることで、私が普段どんなことを意識しているか記述します。 後編である本記事…

複数条件が関わる題材を用いてテスト設計から自動テストのケース作成まで考える(前編)

はじめに 本記事はソフトウェアテスト Advent Calendar 2021の22日目の記事です。 今回はとあるお題に対して、テスト設計からテスト実装、そして自動テストまで作成してみることで、私が普段どんなことを意識しているか記述したいと思います。 前編である本…

【翻訳記事】テスト自動化の対象となるテストシナリオの整理に役立つBRIEFの原則

はじめに(翻訳記事の前提となる知識など) 本記事は自動テスト・テスト自動化Advent Calendar 2021の7日目の記事です。 最近、BDDなどでのテスト自動化を行うにあたり、Discovery(発見)*1→Formulation(定式化)→Automation(自動化)という流れが考えら…

TDDサイクルは戻ることも大事

はじめに 本記事はテスト駆動開発 Advent Calendar 2021の1日目の記事です。このアドベントカレンダーはスカスカなので、テスト駆動開発の経験談などをエントリーしてもらえると嬉しいです! qiita.com 目次 はじめに 目次 本記事で伝えたいこと 今回のお題 …

JaSST Review'21で講演依頼をしたきっかけ 〜ソニックガーデン/ベリサーブ編〜 #jasstreview

10月22日にJaSST Review'21(ソフトウェアレビューシンポジウム)を開催します! www.jasst.jp 本記事では、JaSST Review'21でなぜ「ビジネスの成長に合わせてソフトウェアを進化させ続ける秘訣」という講演を依頼したのか、その経緯を紹介します。 今回のイ…

JaSST Review'21で講演依頼をしたきっかけ 〜三越伊勢丹ホールディングス/IM Digital Lab編〜 #jasstreview

10月22日にJaSST Review'21(ソフトウェアレビューシンポジウム)を開催します! www.jasst.jp 本記事では、JaSST Review'21でなぜ「三越伊勢丹におけるデジタルサービスのつくりかた(仮)」という講演を依頼したのか、その経緯を紹介します。 今回のイベン…

JaSST Review'21の見どころ 〜価値を実現するためのレビューとは何か〜 #jasstreview

JaSST Reviewを今年も開催します。4回目の開催です! 本記事では今回の見どころをざっと紹介していきます。読んだ上で興味がある発表がありましたら、ぜひイベントに参加登録をお願いします! www.jasst.jp 目次 目次 JaSST Reviewとは何か 今回のJaSST Revi…

テスト駆動開発の題材を目的別で紹介する

はじめに 本記事はテスト駆動開発 Advent Calendar 2021の3日目の記事です。8月に書いた記事であり、新作ではありませんが、アドベントカレンダーがスカスカなので穴埋めします。 アドベントカレンダーへのご参加をお待ちしております! qiita.com この記事…

最近更新した翻訳or執筆書籍の紹介

ここ最近、いずれもLeanpub上に公開している3冊の書籍を公開or更新しましたので、その内容をご紹介します。 書籍『A Practical Guide to Testing in DevOps Japanese Edition』の公開 書籍『A Practical Guide to Testing in DevOps』の日本語版を公開しまし…

『A Practical Guide to Testing in DevOps』を翻訳して公開しました!

2017年8月に出版された『A Practical Guide to Testing in DevOps』を日本語に翻訳してLeanpubにて公開しました! 表紙はこんな感じ。*1 書籍紹介および購入はこちらから。 leanpub.com 現在は電子版のみ提供する形になっています。形式はpdfです。 本書籍に…

「自分の知らない技法・テクニック・プラクティスをAさんが知っている=Aさんは自分よりすごい」ではないという話

はじめに 最近、下記のようになっている人を見るようになりました。 「Aさんは私の知らないテスト技法を知っていてすごい!それに比べて私なんか…」(自分への劣等感) 「Aさんは私の知らないプラクティスを教えてくれる!だからAさんはなんでも解決できる神…

7つのシチュエーション別、よく共有する記事やツイート

はじめに 業務中の自分の発言やSlackのtimesチャンネルを見返して、「これ、頻繁に伝えているなー」というものを書き出してみます。 自分の仕事上、Agile、Scrum、テストに関する話が多めです。 目次 はじめに 目次 「進捗に遅れが出ています」という発言が…

TDDの考え方を活用してレガシーコードのリファクタリングに立ち向かう

テスト駆動開発(以下、TDD)を学び始めた人が、現場でぶつかる壁の一つは「レガシーコードなのでTDDが使えない」だと思います。 「レガシーコードをリファクタリングしたい」「けど、リファクタリングするためのテストコードがない」「テストコードを書きた…

「全網羅テスト」という言葉について 〜または、ペアワイズ法、直交表、PICT活用時の落とし穴〜 #テストアドカレ

私は「全網羅してます」という発言を聞くと気になってしまいます。もう少し細かく言うと、網羅基準がハッキリしていない状態で「全網羅しました」と言われるとツッコミを入れることがあります。 今回は、具体的な例を元に、全網羅について考えてみます。

【翻訳記事】TDD: 目的と実践

目次 目次 はじめに TDD: 目的と実践 TDDとは何ですか? TDDの意図 TDDはTestingですか? TDDはユニットテストを書くことですか? TDDだけで良いのでしょうか? TDDは良い設計を強要しません 悪いテストはリファクタリングを妨げます なぜ悪評が多いのですか…

今年もJaSST Reviewを開催します! #jasstreview

一昨年から始まりましたJaSST Reviewを今年も開催します。3回目の開催です! 本記事では今回の発表内容をざっと紹介していきます。読んだ上で興味がある発表がありましたら、ぜひイベントに参加登録をお願いします! www.jasst.jp 目次 目次 JaSST Reviewと…

#RSGT2021 では開発にテスト活動を浸透させる話を発表したい!

現在の会社に転職してから、QAと開発の在り方について今まで以上に考えるようになりました。 また、今年に入ってからは、その考えを社外でも発表するようになりました。 2月にあったDevelopers Summit 2020では、「テストコードを書き始める前に考えるべきテ…

レビュー時のアプローチを考えてみませんか? #jasstreview

今年もJaSST Reviewを開催します! jasst.jp 今年のテーマは「レビュー対象へのアプローチ方法」です。 この「アプローチ」についてもう少し考えてみましょう。 アプローチとは何か? weblio国語辞典には以下のように書かれています。 ①ある目的のために人に…

「テスト駆動開発の『駆動』は誤訳なんじゃないか」と言われて改めて考えた話

先日、社内のSlackでこんなことを言われました。 TDDとかのdrivenを駆動って訳すの誤訳じゃないのかと思うんですけど、どう思いますか? 意味合いは駆動より操縦とか運転なんだと思うんですが そこで「駆動」の意味を改めて考えてみました。 辞書で調べてみ…

銀の弾丸には時間軸も存在する

最近、周りで銀の弾丸を提供しようとしている人が散見されたので、思ったことをつらつらと。 「銀の弾丸を求めるな」というのは、「どんな場合でも活用できる万能なプラクティスなんて無いんだよ」という話だけではないと思ってます。 普段から同じプラクテ…

Scrum Fest Osaka @Online 開催終了?しました #scrumosaka

6/26,27にScrum Fest Osaka@Onlineが開催されました。 www.scrumosaka.org イベントは本番前から始まっていた…! 本イベントは開催前からdiscordを用いて運営の話し合いをオープンに公開していました。 そんなdiscordの場で私は、実行委員ではないにも関わら…

Scrum Fest Osaka @Online の盛り上がりがスゴい! #scrumosaka

先日、Scrum Fest Osakaがオンラインで行われることが発表されました。 www.scrumosaka.org 今回のイベントの特徴として約20個のマルチトラックが用意されています! Scrum Fest Osaka 2020@onlineでは当初予定していたセッションに加えて、各地のアジャイル…

【翻訳記事+α】受け入れ基準の設定時などに役立つプラクティス「実例マッピング(Example Mapping)」

このブログで何回かお伝えしたように、先日『Agile Testing Condensed』の日本語翻訳本を出版しました。この書籍の中で、実例マッピング(Example Mapping)が紹介されています。このプラクティスは大変素晴らしいものだと感じているのですが、残念ながら日…

【翻訳記事】テストに対する考え方「Testing Manifesto」

はじめに(Testing Manifestoを紹介するに至った背景) 既にこのブログでお伝えしたように、先日『Agile Testing Condensed』の日本語翻訳本を出版しました。 この書籍の中で、テストマニフェスト(Testing Manifesto)が紹介されています。 アジャイルソフ…

『Agile Testing Condensed』を翻訳して出版しました!

2019年9月に出版された『Agile Testing Condensed』を日本語に翻訳してLeanpubにて出版しました! 出版ページはこちら。 https://leanpub.com/agiletesting-condensed-japanese-edition 今回の記事では、この本がどんな内容なのか、そしてどんな想いで翻訳・…

Developers Summit 2020話題賞を受賞しました! #DevSumi

この度、Developers Summit(デブサミ) 2020で話題賞を受賞しました! 私を含めた各賞の受賞コメントについては、記事をご覧ください。 codezine.jp t_wadaさん、安田さん、ryuzeeさん、川口さんという、そうそうたるメンバーと一緒に受賞という、ちょっと…