併殺に関するデータを算出してみた

先週に続き、野球ネタです。

開幕から3カードが終了しました。

私が応援しているロッテは、勝ち負け云々よりも、併殺打に仕留めている印象がスゴい強いです。

 

そこで、3カード終了時点の併殺打に関するデータを調べてみました。

なお今回は、併殺打数でのランキングではなく、併殺打率のランキングを出してみました。

回数だけで見てしまうと、ランナーがいるチャンスが多い球団がどうしても上位に来てしまうので…。

 

併殺打率の算出方法

以下の前提条件を満たすものを母数とした。

  1. ノーアウトもしくは1アウトである
  2. 1塁ランナーがいる
  3. ゴロアウトを取る

この状況で、ゴロアウトが併殺打になった割合を算出してみた。

 

よく併殺打を打ってしまうチーム編

上位に来るほど、チャンスを潰す割合が高いチームです。

算出した結果がコチラ。

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1位はソフトバンク

ノーアウトもしくは1アウトでランナー1塁がいる状況が全部で23回。
うち14回で併殺打を打っています。
実に60.9%の併殺打率。

 

対する最下位は広島。

11回中1回しか併殺になっていません。

 

よく併殺打に仕留めているチーム編

今度は、守備側の視点で見てみました。

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1位は自分の印象通りロッテでした。

併殺打に仕留めた数は15個。
ただし、併殺打率が55.6%と、54.6%で同率2位の阪神及び日ハムとあまり変わらないのは、それだけランナーを出してしまっているということでしょう。

 

一方、最下位は巨人でした。

11回の機会で2回しか併殺を完成させていません。

 

よく併殺打を打ってしまう選手編

次は個人別です。

チーム別と違いデータ数自体が少ないので、併殺数を重視して載せます。
なおかつ、併殺数が2個以上の選手のみが対象です。

(そうしないと、1/1で併殺率100%の人がいっぱい出てくるので…)

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1位は開幕3連戦で既に話題になっていたソフトバンク内川聖一選手です。

6/6で100%です。
ここまで来ると、何か呪われているんじゃないかと思ってしまいます。

 

その他、クリーンナップを担うような選手が揃う中、俊足の本多雄一選手が既に2回併殺打を喰らっていることが意外でした。

 

 

ちなみに、一番併殺打になっていない選手はオリックスの安達了一選手で、5回中併殺打は1回もありませんでした。

 

最後に

さて、併殺を多く仕留めているロッテの次の相手は、併殺をしないバッター安達選手も所属するオリックスとの対戦です。

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ホームランや奪三振ももちろん見所ですが、併殺打が出てくるかどうかも注目してみてはいかがでしょうか。