はじめに
この記事はソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2024の5日目の記事です。
昨日、登壇してきました
昨日、Nihonbashi Test Talk #3というイベントで登壇してきました。
登壇資料はこちらです。
今秋から品質管理チームのエンジニアリングマネージャー(EM)になったけど、何を大事にすべきなのかをきちんと言語化してなかったなーと思ったので、言語化して発表資料にまとめました。
QAエンジニアは自らの発信力が足りないことが多く、自分がやったことをうまくアピールできていないと感じていたので、その補助する役目としてのEMになれば良いかなと思っている今日この頃です。
本記事では、発表に至る想いについてを書いてみます。
日々の1on1と自己評価シートは繋がっている
私は以前にビジョナル株式会社で働いていました。ビジョナル株式会社の主力サービスはビズリーチですが、私は一時期HRMOSの開発に携わっていました。
このHRMOSですごい良い製品だなと感じているものとして、1on1と目標や自己評価をシームレスに繋げられている点があります。
私自身はHRMOSから離れてしまいました(転職した)が、この思想は今でも活用しています。
なので、自分がEMとしてメンバーと1on1をする際は、目標や自己評価を意識できるように仕向けています。
なお、仕向けるぐらいが大事で、「目標は達成できてるの?」と詰めるようにしないことが大切です。
日々の業務の話や、その時の思考過程を開示してもらって、それを私は1on1メモにできるだけ書き留めるようにしています。また、そこから得られる普遍的な話や知識を伝えるようにしています。そんな話を今回の発表ではお伝えしました。
自己評価シートと職務経歴書は繋がっている
さらに自己評価シートと職務経歴書も繋がっていると思います。自分で「こんなことやったよ!」と言語化できるようにしておくことは、評価時の材料になるだけでなく、職務経歴書にも書くことができるはずで、それは本人のキャリアにもつながる話だと思っています。
なので、普段の1on1の中で「その話は職務経歴書に書いておいた方が良いよ!」と積極的に伝えるようにしています。
もちろん、これは転職を推奨・斡旋しているのではありません。職務経歴書にぜひ書いてもらって、他の会社の動向も気にした上で*1、「それでも10Xに残りたいと思った」と言ってもらえるように環境を整えたいと思っています。それも私なりのEMの役目ですかね。