自己紹介
- モデレータ
- 勝間亮
- 「さて、2人の深い闇の話で盛り上がったところで」
- この前のセッションでは、パネラー2人の闇の話が多くありました
- パネラー
- 関口 隆介
- 京和 崇行
サービス開発エンジニアとしてこれからどんなことを大事にしていくの?
関口
- 京和さんの場合はエンジニア視点と社長視点の2つがあると思うが
京和
- ユーザーの課題解決を大切にしたい
- Lean系やGoogle Analyticなどの専門性が強くなっていっているので、トレンドに強くなっていき使っていくようにしたい
関口
- 大規模サービスに耐えうる仕組みを理解する
- 新規事業なのでまだユーザー数は多くないが意識している
- サービスを誰に提供していようとしているか意識している
勝間
- コードを書く以外の視点を持っているようですね
キャッチアップはどのようにしていけば良いのか?
勝間
- クックパッドでは社内勉強会が多い
- Lean Analytics勉強会をやってみたり
- 私が主催していた
- 英語だし心折れそうな本の読書会を開いてみたり
京和
勝間
- 京和さん、バイクの上ではKindleだけでなく、開発もしてません?
京和
- バイクの上では生産性の高いコードが書ける
関口
- Groupad(社内Wiki)ですごい人が記事を書いてくれる
- 一番最初にLikeをつけるのは勝間さんで、なかなか勝てない
- 勝間さんを「Likeの人」と呼んでた時期もあった
勝間
- Entryを書くとチャットに流れていくので、それは常に見ている
- クリックが早すぎてLikeがバグることがあった
関口
- あとはRubyKaigiとかに参加
- 最新の物を取り入れる
- CircleCI入れて、React入れてとか
サービス開発のモチベーションが下がった時の鼓舞する方法
関口
- 基本的にモチベーションが下がることは無いが、1回だけあった
モチベーションが下がった出来事
- 管理栄養士さんが投稿されたレシピを自由にアレンジして載せるシステムを作った
- リリースのタイミングで部長が変わる→3日で閉鎖
立ち直り方
- ダメだった原因はしっかり分かったので納得できた
- レシピのアレンジ→元の作者の意向は?
- 熱中して見えていなかった
- ダメだったポイントを認めた上で次に行うことを考える
- 合宿に行くことも
- テーブルでみんなで議論したり
- 合宿に行くことも
京和
サービスの低速感
- このままでは成長しないんじゃ…
- 今行っているサービスは料理教室の評価サイトのようなものが前身
- どうしても黒字化できない
打破するために
- サービスを見直す
- ユーザーに価値を担保する
どうやって
合宿で議論する
最近は社長になったのでモチベーションが下がることがない
勝間
- メンバーと議論して合宿するというのが共通点ですね
どんなエンジニアと一緒に働きたいかの人物像と、一緒に働きたくない人物像
京和
- サービスを第一に考える人が良い
- ちゃんと開発することも大事だが…
- 技術ありきではない
- Ruby経験は別に必要ない
- 関口さんみたいなケースも有る
- 技術も「なぜ」の部分を理解することが大事
- 言語などの背景も理解する
- 例えば「lsコマンドがどうやって行われているのか」
- 技術第一になるような人は今の新規事業では向いていない
- 技術第一な人自体を否定している訳ではない
- Ruby好きな人はサービス開発に向いていると思う
関口
- コミュニケーションが取れる人
- 例えば、エンジニア同士ならプログラミング言語を理解できるが、管理栄養士さんの言葉が本当に理解できない
- 「PFCバランスが黄金比で無ければ」とか一般的には理解できない人が多い
- それをユーザーに共用するとはどういうことか
- プロダクトに落としこむときに、必要なことを残すようにする
- 技術的には求めない
- 嫌なことは素直に嫌だという
- 泥臭いこともやれる
- 「分からない」といえない人と働きたくない
- 進捗が見えないから
- 「分からない」と言ってもらえれば、そこからソリューションを提案できる
自分が開発しているサービスの利用者じゃない時にどうやって利用者の立場に立って考えるのか
勝間
- クックパッドは3,40代の女性だが、開発者は男性
関口
- 自分は想像力に長けていないので実際にやってみる
- 塩分を測って料理する大変さ
- 糖尿病の測定のタイミング
- 知識をひと通り手に入れる
- 糖尿病学会の発表を呼んでみたり
- ヒアリングしたり
京和
- 自分達のサービスを使うのが大前提
- 料理教室は女性の比率が高いので、話していても「お前男じゃん」と思われる
- お互いの主張がぶつかって、偉い人が勝つという状況は無くす
- ペルソナの舞台を作る
- お互いが前提としている人の解決を考える
- 今までのデータだと、30代後半の女性が多いので、その人のインタビューから作り上げる
クックパッドの素晴らしいところと嫌なところやダメなところ
京和
- 「なんでこんな人が会社にいるの?」と思える人がいない
- だいたいみんな良い人
- 情報セキュリティなどを理由に新しい挑戦を拒むことがない
勝間
- 会議室が良く埋まっている
関口
- 9時30分に来なければならない
勝間
- 数年前はフルフレックスだった
- 1年半ぐらい前からコアタイム9:30〜15:30のフレックスタイムになった
- やらされ感がない
京和
- 料理教室のエンジニアが足りない
- 朝9時ぐらいに来ているのでコアタイムは別に気にしない
勝間
- 9時半に来るのが嫌な人はヌルいということですか
感想
- 最近、自社サービスの会社からはLeanの話を良く聞く印象があったのですが、このパネルディスカッションでもその印象が多くありました
- Jult Tech Festa の以下のセッションでも似たような発言がありましたが、「うちには優秀な人しかいないので」というような発言が盛んに出てきていました nihonbuson.hatenadiary.jp
- 社風や周りの社員というのが働きたい職場に大きく影響しているなと感じました