技術

QAエンジニアから見た『データモデリングでドメインを駆動する』書評

本記事は、今年発売された書籍『データモデリングでドメインを駆動する――分散/疎結合な基幹系システムに向けて』を読んだ感想を紹介します。今のところ、本書籍は2024年のベストバイな気がします。

Cucumberコミュニティの消滅の危機はGherkin(Given / When / Then)記法の消滅の危機でもある

本記事では、「BDD(Cucumber)コミュニティが無料提供しているコンテンツの紹介と現在起きている危機」という発表時にはうまく伝え切れなかった部分を補足として書くことを目的としています。特に、Cucumberコミュニティ消滅の危機は、Gherkin(Given / When /…

Developers Summitの新人研修セッションの中で「新人研修マニフェスト」を発表しました #devsumi

はじめに 先日、Developers Summitで、及部さん、やっとむさんと一緒に新人研修に関するパネルセッションを行いました*1。 event.shoeisha.jp その冒頭で、新人研修マニフェストを発表したので、ここでも紹介します。 新人研修マニフェスト 新人研修マニフェ…

『Software Design 2024年2月号』に寄稿したテストの考え方を用いた、具体的なテストの改善例

はじめに 先日、私が第1特集「新しいソフトウェアテスト講座」の第1章「ソフトウェアテストとは何か?」を寄稿した、『Software Design 2024年2月号』が発売されました。 gihyo.jp この雑誌を読んだ黒柴さんが、雑誌の第1特集をキッカケとして*1ブログ記事を…

政府が発表した「こども未来戦略」案を題材にレビューとテスト設計を考えてみる

岸田首相の方針表明を要求・要件定義、「こども未来戦略」案を設計とすると、色々なレビュー指摘事項やテスト設計が想像できて面白そうだなと感じたので、実際に作成してみました。

ソフトウェアレビューに対する考え方「ソフトウェアレビューマニフェスト」を考案しました

本記事はソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2023の9日目の記事です。 ソフトウェア開発やソフトウェアテストに比べて、ソフトウェアレビューは未発展の分野だと感じています。レビュー体系化を目指す会では、その名の通りレビューの体系化を模索し…

DevOpsのループ図およびシフトレフトテスト/シフトライトテストについての考察

はじめに 本記事は ソフトウェアテスト Advent Calendar 2023 および10X プロダクトアドベントカレンダー2023の5日目の記事です*1。 皆さんは「DevOpsに関する図を思い浮かべてください」と言われたら、どのような図を想像しますか?一番思い浮かべる人が多…

CEDEC 2023での登壇報告と登壇の際に気をつけたことの共有 #CEDEC2023

8/25にCEDEC 2023にて登壇しました。今回は実行委員からお声がけいただき、招待講演という形での登壇となりました。 cedec.cesa.or.jp 発表内容について 発表資料はこちらです。 speakerdeck.com 発表時の動画は、参加者限定ですが以下のページより公開され…

入社1ヶ月目でやったこと 〜ソフトウェアテストプロセスに基づいたテストケース作成を行ってみた〜

本記事では2023年5月に10Xに入社した私が、入社1ヶ月目に実際に行った、テストプロセスに基づいたテストケース作成についてお話しします。

再びCodeZine Academyで講座を開催します!

この度CodeZineさんからお誘いいただき、5月31日に再びCodeZine Academyで講座を行う運びとなりました! event.shoeisha.jp 「開発を加速させる」に重点を置いたテストの講座です。 開発の実装を考え始めるよりも前の段階で必要となるテストの考え方や技術を…

これから実例マッピングを使おうと思っている人へお伝えしたい日本語情報のリンク集

はじめに〜本記事の目的〜 2020年の4月に実例マッピングを日本語訳で紹介してから3年弱で、色々な人が実例マッピングを試しています。 本記事では、これから実例マッピングを試そうとしている人向けに、実例マッピングに関する日本語情報を提供することを目…

CodeZine Academyで講座を開催します!

この度CodeZineさんからお誘いいただき、CodeZine Academyで講座を行う運びとなりました! event.shoeisha.jp 今回は「開発を加速させる」に重点を置いたテストの講座です。 開発の実装を考え始めるよりも前の段階で必要となるテストの考え方を、ワークショ…

レビューのワークショップを行います! #JaSSTReview

10月28日にJaSST Review'22(ソフトウェアレビューシンポジウム)を開催します! www.jasst.jp 今年は、JaSST Reviewでは初めてワークショップを行います。 ワークショップの内容 「レビュー」というと、個々人の今までの経験に頼るという面が非常に多い分野…

実例マッピングを考案したMattさんが講演します!(同時通訳付き) #jasstreview

10月28日にJaSST Review'22(ソフトウェアレビューシンポジウム)を開催します! www.jasst.jp 今年は、JaSST Reviewでは初めて海外講演者をお呼びすることにしました。 今回の海外講演者について 今回お呼びしたのはMattさんです! Mattさんは私が翻訳した…

先日のイベント「リーダブルなテストコードについて考えよう」の動画と文字起こしが公開されました #vstat

タイトルの通り、7月に行ったイベント「リーダブルなテストコードについて考えよう」の動画と文字起こしが公開されました。 既に公開されているスライドも含めて、改めて公開場所をお伝えします。 スライド speakerdeck.com 動画 CONNPASSの本イベントページ…

『The BDD Books - Discovery (Japanese Edition)』が紙媒体で購入いただけるようになりました! #bddbooks

先日、電子書籍を公開しました『The BDD Books - Discovery (Japanese Edition)』が紙媒体でもご購入いただけるようになりました。 実物はこんな感じ。 本書籍のご購入方法を、場合分けしてご紹介します。 紙媒体でご購入を検討している方へ 以下のAmazonペ…

「テストコードにはテストの意図を込めよう」の発表報告&補足説明&質問回答 #vstat

先日、「リーダブルなテストコードについて考えよう~VeriServe Test Automation Talk No.3~」というイベントで登壇してきました。 veriserve-event.connpass.com 今回は発表内容に対する補足と、発表に対していただいた質問に回答します。気になるところだ…

BDD/ATDDを学ぶ上で最適な書籍『The BDD Books - Discovery』を翻訳して出版しました! #bddbooks

2018年2月に出版された『The BDD Books - Discovery』日本語に翻訳してLeanpubにて出版しました! 表紙はこんな感じ。 書籍紹介および購入はこちらから。 leanpub.com 原著はLeanpubおよびAmazonにあります。 本書籍(翻訳版)は、今までと同様Leanpubを利用…

Developers Summitで発表しました #devsumi

ここでの報告が遅くなりましたが、先月、Developers Summitで発表をしました。 発表内容 発表資料はこちら speakerdeck.com 2022/04/24追記:講演動画はこちら(動画視聴にはCodeZineのログインが必要です) codezine.jp 今回は二部構成にしました。 第一部…

複数条件が関わる題材を用いてテスト設計から自動テストのケース作成まで考える(後編)

はじめに 本記事は自動テスト・テスト自動化 Advent Calendar 2021の24日目の記事です。 今回はとあるお題に対して、テスト設計からテスト実装、そして自動テストまで作成してみることで、私が普段どんなことを意識しているか記述します。 後編である本記事…

複数条件が関わる題材を用いてテスト設計から自動テストのケース作成まで考える(前編)

はじめに 本記事はソフトウェアテスト Advent Calendar 2021の22日目の記事です。 今回はとあるお題に対して、テスト設計からテスト実装、そして自動テストまで作成してみることで、私が普段どんなことを意識しているか記述したいと思います。 前編である本…

【翻訳記事】テスト自動化の対象となるテストシナリオの整理に役立つBRIEFの原則

はじめに(翻訳記事の前提となる知識など) 本記事は自動テスト・テスト自動化Advent Calendar 2021の7日目の記事です。 最近、BDDなどでのテスト自動化を行うにあたり、Discovery(発見)*1→Formulation(定式化)→Automation(自動化)という流れが考えら…

TDDサイクルは戻ることも大事

はじめに 本記事はテスト駆動開発 Advent Calendar 2021の1日目の記事です。このアドベントカレンダーはスカスカなので、テスト駆動開発の経験談などをエントリーしてもらえると嬉しいです! qiita.com 目次 はじめに 目次 本記事で伝えたいこと 今回のお題 …

JaSST Review'21で講演依頼をしたきっかけ 〜ソニックガーデン/ベリサーブ編〜 #jasstreview

10月22日にJaSST Review'21(ソフトウェアレビューシンポジウム)を開催します! www.jasst.jp 本記事では、JaSST Review'21でなぜ「ビジネスの成長に合わせてソフトウェアを進化させ続ける秘訣」という講演を依頼したのか、その経緯を紹介します。 今回のイ…

JaSST Review'21で講演依頼をしたきっかけ 〜三越伊勢丹ホールディングス/IM Digital Lab編〜 #jasstreview

10月22日にJaSST Review'21(ソフトウェアレビューシンポジウム)を開催します! www.jasst.jp 本記事では、JaSST Review'21でなぜ「三越伊勢丹におけるデジタルサービスのつくりかた(仮)」という講演を依頼したのか、その経緯を紹介します。 今回のイベン…

JaSST Review'21の見どころ 〜価値を実現するためのレビューとは何か〜 #jasstreview

JaSST Reviewを今年も開催します。4回目の開催です! 本記事では今回の見どころをざっと紹介していきます。読んだ上で興味がある発表がありましたら、ぜひイベントに参加登録をお願いします! www.jasst.jp 目次 目次 JaSST Reviewとは何か 今回のJaSST Revi…

最近更新した翻訳or執筆書籍の紹介

ここ最近、いずれもLeanpub上に公開している3冊の書籍を公開or更新しましたので、その内容をご紹介します。 書籍『A Practical Guide to Testing in DevOps Japanese Edition』の公開 書籍『A Practical Guide to Testing in DevOps』の日本語版を公開しまし…

『A Practical Guide to Testing in DevOps』を翻訳して公開しました!

2017年8月に出版された『A Practical Guide to Testing in DevOps』を日本語に翻訳してLeanpubにて公開しました! 表紙はこんな感じ。*1 書籍紹介および購入はこちらから。 leanpub.com 現在は電子版のみ提供する形になっています。形式はpdfです。 本書籍に…

TDDの考え方を活用してレガシーコードのリファクタリングに立ち向かう

テスト駆動開発(以下、TDD)を学び始めた人が、現場でぶつかる壁の一つは「レガシーコードなのでTDDが使えない」だと思います。 「レガシーコードをリファクタリングしたい」「けど、リファクタリングするためのテストコードがない」「テストコードを書きた…

「全網羅テスト」という言葉について 〜または、ペアワイズ法、直交表、PICT活用時の落とし穴〜 #テストアドカレ

私は「全網羅してます」という発言を聞くと気になってしまいます。もう少し細かく言うと、網羅基準がハッキリしていない状態で「全網羅しました」と言われるとツッコミを入れることがあります。 今回は、具体的な例を元に、全網羅について考えてみます。