はじめに
10X 2年目のブロッコリーです。この記事は10X アドベントカレンダー 2024の9日目の記事です。
昨日はAnalytics Engineerのtenajimaさんが「入社エントリからの差分、入社1年9ヶ月目の現在地」という記事を公開しています。
10Xの推しポイントは、案件受注前の状況から問い合わせ内容まで、なんでもSlack上で見える状態になっていることです。
本記事では、2023年5月に入社して1年半経った私が、今までどんなことをやってきたのか書いていきます。いわゆる在職エントリーです。自分にとっても良いふりかえりになるかなーと思っています。
目次
在職していてどう感じているのか
最初に、現在在職していての感想を書きます。
入社時に期待していたこと
前職までよりも小さい組織で、開発者やビジネスチームと協働して仕事を進められそうだったからです。また、シフトレフトなテスト活動を目指している点も期待していました。
入社してどうだったか?
入社時に期待していた通りでした!
1人のエンジニアとして見てもらえている
「QAさん」ではなく、「ブロッコリーさん」として、開発者やビジネスチームと協働して進められている気がしています!実際に進めた結果については、本記事の後半部分をご覧ください。
プロダクトをどのように使ってもらえているのか気にしながら開発できている
プロダクトで新しい機能を開発している際、それがどのように使われることになるのか気にしながら開発できています。ただ単に作るだけでなく、「それが機能として使われていることを確認するためにはどういうログを仕込めば良いか」を開発時点で議論して進められているのは非常に良いなと思ってます。
経営陣ともフラットに話せている
経営者ともわりかしフラットに会話できているかなと思ってます。10X アドベントカレンダーの初日を担当したCFOの山田さんとは、日ハムの話題で盛り上がったりしました。もちろん、雑談だけでなく仕事の話もします!
最近は、新規事業関連でCEOのyamottyさんと会話する機会も増えてます。
情報の透明性が高い
冒頭の推しポイントにも書いている通り、様々な経過状況がSlack上で逐一見えている透明性はすごい良いなと思っています。開発するに至った背景情報を知る上で非常に助かってます。
仕事に集中できる環境が整っている
福利厚生も満足しています。特に、子供が病気になったときに、病児保育の費用補助が受けられるのは、仕事に集中できて非常に助かってます。
10Xから転職したい気持ちはあるか
以前の記事で書いている通り、「転職意向が無くてもどんどんカジュアル面談を受けるべき」というスタンスでいるので、転職サービスからのスカウトを受け取ったりもしているのですが、いただいたメッセージと10Xを比較して、改めて10Xで働き続けようと感じています。
ということで、総じて満足して働いてます!
在職中にどんなことをやったのか
上記で在職した感想を書きましたが、ここからは1年半で実際にどんなことをやったのか書き連ねてみます。
テストプロセスを観察した
入社して最初にやったこととして、どんなテストプロセスを経てテスト活動を行っているか観察しました。そしてプロセス改善を試みました。
詳しくは記事にしていますので、そちらをご覧ください。
新機能のQAに明け暮れた
テストプロセス改善を行った後は、リリース予定だった新機能のQAを行っていました。開発者やPdMとの距離が近く、分からないところはすぐに聞けたのが非常に助かりました。
実際にリリースした機能はこちらです。切り替え対象となっている「シングルピッキング」の機能開発のQAに携わっていました。
パートナーの現場に行ってアプリの利用状況を観察した
2023年10月10日。それは私にとって、10Xに入ってから最も印象に残った日の1つです。
実際に店舗に行き、我々が開発しているアプリを使っている様子を観察しました。
この経験によって、
- 我々が開発している内容が本当に役に立っているのか
- 現場での運用上の工夫は何か
などを自分の目で見ることができました。
この経験について詳しくは、カンファレンスの登壇資料に記載しました。
Feature Flagを活用するようになった
2024年に入って、Feature Flag(Toggle)を積極的に活用するようになりました。
できるだけmainブランチとの差分を少なくするためにRelease Flag(Toggle)として活用したり、少しずつ計画的にパートナーへ適用するためにOps Flag(Toggle)として活用したりしました。
詳しくは、以下の執筆記事にまとめたので、そちらをご覧ください。
QAのEMになった
2024年の下半期には、QAチームのEMにもなりました。
普段の業務もこなしつつ、どうすればQAチームメンバーが良い方向で進めていけるかを考えていきました。
詳しくは先日12/4にイベントで発表したので、その資料をご覧ください。
新規事業のQAも担当した
現在は、新規事業のQAも担当するようになりました。
こちらについてはまだまだこれからなので、何も示せるものがないのですが、日々新しくなっていくアプリに対してのQAを考える毎日です。
実際に新規事業の開発をしているみんなでワイガヤしている様子は以下の記事内の写真にあります。
Podcastのホストになった
10Xが運営しているPodcast「10X.fm」の企画の1つ「QA部屋」のホストになりました。
QA部屋の最新エピソードはこちらです。
おわりに
今回は入社して1年半でやったことをつらつらと書いてみました。
こうやってふりかえってみると、業務はどんどん行いつつ、やったことに対してアウトプットを示してきた1年半だったなーと思えました。
10Xではソフトウェアエンジニアを募集しているので、今回の内容を見て「興味がある」「一緒に働いてみたい!」と思った方は、ぜひ採用ページもご覧ください。