JaSST Review'22でのMatt氏の講演をYouTube上に公開しました! #JaSSTReview

目次

何をしたの?

JaSST Review'22でのMatt氏の講演「The secrets of effective collaboration 〜うまくコラボレーションするためのヒミツ〜」をYouTube上に公開しました!

公開した動画はこちらです。

www.youtube.com

どんな講演なの?

公式サイトより引用した、講演の概要はこちらです。

ソフトウェアシステムは、たくさんの人の協力により作られます。そしてソフトウェアシステムの品質は、人々がどれだけコラボレーションしているかを表しています。つまり、調和の取れたチームは、使うのが楽しいソフトウェアを生み出せます。一方、退屈したりストレスを感じたりしている人々のチームは、欠陥だらけのシステムを作り、ユーザーを苛立たせます。

私は、ソフトウェア組織のコーチングにキャリアを費やしてきました。今回の講演では、何が優れたコラボレーションを実現するのか、加えて、優れたソフトウェアを生み出すためにはどのようにすれば良いのかについての洞察をお伝えします。その際、「実例マッピング」のお話をします。「実例マッピング」は、チームのバックログの問題を曖昧にせず明らかにして、テスト可能な例に分解するシンプルな手法です。また、手法の例から自動化した仕様に変える方法を示します。この方法は、日本語を含むあらゆる言語で書かれています!

今回の講演では、ペアプログラミング、アンサンブルペアプログラミング(モブプログラミング)、テスト駆動開発(test-driven development, TDD)、継続的デリバリー、トランクベース開発についても話します。

この講演によって、コラボレーションするヒミツについてチームに共有したくなることでしょう。

講演者のMattってどんな人なの?

公式サイトより一部抜粋

2008年には、立ち上がったばかりのオープンソースプロジェクトだった振る舞い駆動開発 (Behaviour-Driven Development, BDD)フレームワークのCucumber projectに参画し、2011年には、Cucumberの生みの親であるAslak Hellesøyと共著で書籍『The Cucumber Book』第1版を出版しました。

また、実例マッピングの考案者でもあります。

実例マッピングについては次の記事をご覧ください。

nihonbuson.hatenadiary.jp

nihonbuson.hatenadiary.jp

どうしてこのタイミングで公開することになったの?

実は先日、Mattさんが家族で来日し、実際に会う機会がありました。当時のJaSST Review'22はオンライン開催だったので、リアルで会うのはこれが初めてでした。*1

一緒に東京タワーを登った時の様子

その際に、「以前の講演をYouTube上で公開しても良いか?」と聞いたところ快諾いただいたので、講演から2年近く経ったタイミングですが公開する手筈となりました。

講演内容が英語なんだけど?

はい、講演内容は英語です。これは、イベント当日は同時通訳が付いていたのですが、通訳会社との契約の関係で、同時通訳の音声を載せることができないため、英語音声のまま載せています。また、後半の質疑応答部分は、私が日本語で、Mattさんが英語で喋っているため違和感があるかもしれません。

Mattさんの英語は日本人にとっても比較的聞きやすい英語だと思いますので、ぜひ視聴チャレンジをしてみてください。

また、YouTubeが用意している機械的な字幕翻訳を設定するだけでも、ある程度は読める形になっています。とはいえ、年数を重ねても色褪せない良い講演だったので、いずれ手動での日本語字幕を用意できればな…とも思ってます。

おわりに〜ASTERソフトウェアテストチャンネルとJaSSTの宣伝〜

今回はMatt氏の講演をYouTube上に公開することができました。

ちなみに、今回のMattさんの講演については、講演直後ににしさんからこんなツイートを貰っていました。おかわり会ではないですが、今回のような形で公開できたのは本当に良かったなと思っています。

他にも、ASTERソフトウェアテストチャンネルでは、ソフトウェアテストに関する沢山の動画を公開しています。そちらも是非ご覧ください。

また、JaSST(ソフトウェアテストシンポジウム)では、毎年10回以上、全国各地でカンファレンスを開催しています。今回のように動画として残らず、現地に参加した方だけ聞ける講演もありますので、気になる方はJaSSTのサイトもご覧ください。

今月末にはJaSST'25 Tokyoもあります。基調講演は書籍『テストから見えてくる グーグルのソフトウェア開発』『探索的テストの考え方』の著者であるJames Whittakerです。当日は同時通訳付きです!

興味のある方は、以下のページからぜひお申し込みください!

https://jasst.jp/tokyo/25-about/

*1:ちなみに、東京タワーだけでなく、一緒に居酒屋に入って食事もしました。その時にこんな会話をしました。

Matt「美味しいな。これって何?」
私「(えっと、マグロだから…)Tunaだよ!」
Matt「これも美味しいな。これって何?」
私「(えっと、カツオだから…)これもTunaだよ!日本語だと『マグロ』と『カツオ』で名前が違うけど、英語だと明確に名前が分かれてはいないっぽいね」
Matt「そうなのか!」

私「そういえば、BDD関連の日本語訳をするにあたって、CucumberとGherkinの訳が難しかったよ。両方とも日本語では『きゅうり』で一緒だからね。」
Matt「Oh…」
Mattの子供たち「(笑い)」
私「CucumberとGherkinの違いってなんだい?」
Matt「えっと、Cucumberはきゅうりそのもので、Gherkinはハンバーガーに入っているやつだよ。ハンバーガーに入っているやつは日本ではなんと言ってるんだい?」
私「それはピクルスだよ」
Matt「ああ、いや、確かにそれ自体はピクルスなんだけど、ちょっと違うんだよ。」

ということで、CucumberとGherkinを日本語訳するのが難しかったということは伝わった気がします。